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青島(あおしま)は、瀬戸内海(岡山県瀬戸内市牛窓沖)の無人島である。 ==概要== 東西1km、南北110m、周囲2.2kmの流紋岩からなる島〔角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典33 岡山県』角川書店、1989年、ISBN 4040013301、p59。〕。島全体が瀬戸内海国立公園に含まれている。島名は、島を覆う笹の色に由来している〔。明治期には開墾事業が行われたものの、水の便の悪さから無人島のままとなった〔。その後も井戸水が湧かない、砂浜がないといった理由から上陸する者は少なかった〔津田高行『汗そして夕焼け』編集工房ノア、1996年、p61。〕が、1962年(昭和37年)に牛窓町から関西学院へ売却されキャンプ場となった。現在は桟橋・キャビン・トイレ・シャワー等の設備が整えられており、関西学院中学部および系列校の啓明学院中学校が毎年夏季キャンプを実施している。定住者はなく、キャンプ時以外は無人である。定期航路もない。また、狸が生息している。 武藤誠・関西学院大学名誉教授により島内から弥生式土器片、磨製石斧、ナイフ形石器、石核石器が採集されており、縄文海進以前には人間が生活できる環境であったと考えられている〔武藤誠「牛窓周辺の史跡と文化財」『青島キャンプのしおり』関西学院中学部、2012年、p67。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「青島 (岡山県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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